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カトリーヌドゥヌアル・メゾン

カトリーヌドゥヌアル・メゾンはベトナム在住のフランス人デザイナー、カトリーヌ・ドゥヌアルがデザインを手がける、刺繍が美しい高品質で洗練されたベットリネン、テーブルリネン、ホームアクセサリーなどを展開するプレミアムリネンのメゾンブランドです。
 パリで生まれ、ブルターニュで家族とともに夏を過ごした幼少期に培った自然に対する感性と、女性ファッション誌の編集者として培ったセンス。こうしたカトリーヌならではの世界観がベトナムの卓越した刺繍のクラフトマンシップと出会い、1998年にブランドが誕生しました。
最高級のエジプト綿に繊細な手刺繍が映えるベットリネン、ハリのある麻に施された刺繍が美しいテーブルリネン、そしてホームアクセサリーのラインナップはあなたの生活に溶け込み、日々の暮らしに喜びをもたらしてくれるはずです。豊かな生活のおともに、どうぞお選びください。

カトリーヌ・ドゥヌアル
カトリーヌ・ドゥヌアル

ルイーズブランドのシンボルはカトリーヌの娘、Louise(ルイーズ)

ブランドが誕生するまで

パリからサイゴンへ

生粋のパリジェンヌのカトリーヌ・ドゥヌアルは大学を卒業後、ファッション関係の仕事を目指し、フランスの有名ファッション雑誌の編集者として13年間にわたりキャリアを積みました。第一線で活躍するも、その後2人の子どもの育児を優先するためにきっぱりと退職。 家にいる時間を得たカトリーヌは、もともと好きだったインテリアへの興味をいっそう深め、自宅を美しく整えることに情熱をかたむけるようになりました。そしていつしか彼女の自宅は撮影場所としてオファーが絶えないほど話題になるようになります。
1995年、夫の仕事のため一家でベトナムのサイゴンに移り住むことになりました。当時のベトナムはヨーロッパからすると“遠い国”。夫の仕事とはいえ、家族4人でまったくの異国の地で暮らすことは大きな冒険でした。“パリを離れるなんて考えられなかった”。故郷の親族や友人と離れる寂しさ、新しい生活への不安もありましたが、カトリーヌは覚悟を決めました。
しかし、幸いにもその心配は杞憂に終わったのです。はじめて降り立ったサイゴン(ホーチミン市。現地の人は愛着を持って旧市名を使っています)は、喜びに満ちたダイナミックな街でした。 そしてまさにここで、ヨーロッパではとうの昔にすたれてしまった美しく繊細な手仕事の数々に出会います。手工芸品、テキスタイル、鉄、銀、貝など、さまざまな分野において根気よく手仕事を続ける職人たち。特に刺繍職人の手によって生み出される繊細な刺繍の技術に、カトリーヌはすっかり魅了されたのです。
それからというもの、街のここかしこにいるすぐれた職人の技を見に行くのが彼女の楽しみになりました。職人たちの工房を訪ねているうちに、彼らとの強いつながりを感じるようになったカトリーヌは、彼女自身の新しい家の内装をお願いすることに決めました。20年以上たった今もこのときの職人が彼女のアトリエで働いていることからも、その絆がどれほど強いものだったかが分かります。
職人たちの協力によって装飾された彼女の家。中でも、手刺繍を施したベットリネンやテーブルリネンは、友人の間で徐々に評判となっていきます。

ブランドの誕生

もともとは仕事として何かを始めるつもりはなく、ただ自宅のためにいくつか手伝って欲しいというシンプルなものでしたが、次第に“これらの優れた技術を持つ職人たちが収入源をきちんと確保できること、またヨーロッパからなくなりつつある手仕事、とりわけ刺繍の技術を後のちに継承していくこと、ここベトナムで私が果たすべき役割はこれだ”と、カトリーヌは感じるようになりました。いくつかのデザインができると丁寧な手刺繍を施した作品を制作し、知人・友人などの要望に応じて販売するようになりました。彼女のデザインしたリネンの洗練されたデザインと優れた品質はパリにまで評判が及び、広く多くの人に使ってもらうようになっていきます。こうして1998年、ついにブランドを立ち上げます。

そして、今

職人の手による洗練された刺繍が特徴の「カトリーヌドゥヌアル・メゾン」のリネンは、ヨーロッパやアジアまでさまざまな国で販売され多くの顧客に愛されています。また、世界の最高級ホテルやレストランで用いられるなど高い評価を受けています。

ホーチミンの目抜き通りにあるカトリーヌドゥヌアル本店
ホーチミンの目抜き通りにあるカトリーヌドゥヌアル本店

工房での制作

ホーチミンの北部、静かな住宅街の一画ににカトリーヌのアトリエはあります。広々とした敷地全面に小さな水場を配した開放感のある平屋の建物は窓が開け放たれ、明るい日差しとともに吹き抜けるそよ風が心地よい空間です。そこには約80人の職人たちが働いています。カトリーヌがブランドを立ち上げた20年以上前から働いている人もいれば新たに加わった人などさまざまですが、誰もが根気強く、丁寧でプロフェッショナル。笑い声が絶えない和やかな雰囲気でありながらも、最高のものを作り上げようという活気で満ちています。 
職人たちをファミリーのようだと話すカトリーヌ。こうしたらもっとよくなる、という改善の声が常に彼らから上がり、そのおかげでブランドは成長してきたのだといいます。大量生産、大量消費のこの世の中にあって、彼女はあくまでも職人たちによる手仕事のぬくもりにこだわります。そのため彼らが自由にそれぞれの創造力を駆使し、それぞれの技術を惜しみなく出しきれるように心を配っています。今日も、手を動かしながらおしゃべりを楽しむ職人たち。大好きなその光景をカトリーヌはいつまでも守りたいと思っているのです。

工房の入り口
工房の入り口

小さな池のある工房中庭
小さな池のある工房中庭

刺繍の様子を見るカトリーヌ
刺繍の様子を見るカトリーヌ

刺繍について

手刺繍の優れた技術は「カトリーヌドゥヌアル・メゾン」の最大の特徴です。刺繍職人の手によって一針一針、丁寧に布に糸をくぐらせ織り上げられたリネンは、もはや芸術品と呼んでもおかしくないほど。刺繍に使われる糸は、ブランドが大事にするニュアンスカラーを表現するのに微妙な色合いのものが必要となるため、およそ1000色にも及ぶ中から慎重に選び出され、また、光沢があり色あせのしにくいビスコーズ製を使用しています。製品を長く美しく使えるようにというカトリーヌの願いは、こんなところにも表れているのです。

刺繍糸
微妙なニュアンスカラーの刺繍色

刺繍作業
細かい注意をかたむけて一針ずつ縫っていく

ブランドが刺繍についていったいどれほどのこだわりを持っているのかを、具体的にご紹介します。
例えばコレクションには欠かせない人気のデザインで、今やブランドの代名詞ともなっているのはドゥベカバーに大きく施されたトンボの刺繍がダイナミックな「ドラゴンフライ」。
この刺繍をするため、実に丸5日という時間がかかります。仕上がったトンボの羽根の細部を見れば、職人の技術の高さに驚くことでしょう。
   また、ベッドリネンで特に人気の高いラインで、ドゥベカバーいっぱいに舞い広がる羽根のデザインが華やかな「フェザー」。このラインでは一枚一枚異なった形の羽根がすべて違う方向に舞うように刺繍を施します。こうすることで羽根の軽くて柔らかな動きを表現できるのです。
この手刺繍の羽根は、2枚織り上げるのに熟練した職人でも丸1日を要します。これをキングサイズには30枚、クイーンサイズには25枚、ダブルサイズには16枚、シングルサイズには10枚、丁寧に織り上げていくのです。 

ドラゴンフライの刺繍
ドラゴンフライの刺繍

フェザーの刺繍
フェザーの刺繍

ベットリネンの特長:最高品質のエジプト綿使用

カトリーヌドゥヌアル・メゾンの代表的なアイテムと呼べるのがベッドリネン。最高級のエジプト綿の中でも、絹のようなしなやかさと丈夫さを兼ね備えた最高級の400〜500スレッドカウントのものだけが厳選されて使われます。
スレッドカウントとは、1インチ(25.4mm)四方にどれだけの糸が織り込まれているか、つまり綿のキメがどれほど細かいのかを示す単位で、一般的には200スレッドカウントから数えられます。もともとエジプト綿は他の綿よりも柔らかく耐久性があるため、エジプト綿で作られた200スレッドカウントのベットシーツは、他の綿で作られたものよりも“質がいい”ということになります。
例えば世界の最高級レベルのホテルが一般的に使用しているのが300〜350スレッドカウントのもの。カトリーヌドゥヌアル・メゾンのベッドリネンはそれよりもキメが細かいということが分かります。

ベットリネン
なめらかで光沢のあるエジプト綿のベットリネン

エジプト綿
エジプト綿のベットリネン

テーブルリネンの特長

カトリーヌ ドゥヌアル メゾンのテーブルリネンは、食事の時間をいっそう楽しくするためにデザインされたコレクションが揃います。ベッドリネンでも人気を博している「ドラゴンフライ」をはじめ、野に咲く花をイメージした可憐な「エマ」、「ヘムステッチ」は縁の近くに手作業で並行に糸を紡ぎステッチをしていく伝統的な針仕事を要するもので、1mを仕上げるのに4時間かかる、「ルチア」は、ふちの近くに手作業で平行に穴をかがる伝統的な針仕事を要するもので、非常に手の込んだものです。
毎日使うものだからこそ手入れのしやすさも考えて、素材はヨーロッパ原産の麻のみが使われます。麻は手入れするのが比較的簡単で汚れがしみがつきにくく、けば立ちや毛玉になることもないうえ、清潔に乾燥でき、洗濯機洗いや蒸すこともできるのです。シワになりやすいことも“チャームポイント”として、時間を経るほど愛着がわくはずです。

テーブルリネン
ニュアンスカラーが美しいテーブルリネン

テーブルリネン

デザインについて

すべてのコレクション制作はカラーの選択から始まります。なぜならカラーは全体のムードを決めるからです。「このステップは細心の注意と忍耐をもって行います。小さな見逃しが全体のバランスに大きく影響を及ぼすからです。」とカトリーヌ。ファッションの世界で培ったトレンドへの感覚と普段の生活の中から得るインスピレーション、彼女はその二つを駆使し、そのときのコレクションにもっともふさわしいカラーを見つけ出すのです。
このプロセスの間、カトリーヌはいつもカラー見本を持ち歩き、何度もチェックします。朝・昼・夜すべての時間、レストラン、空港、ホテルの部屋、友人の家などあらゆる場所、すべての自然の光の中、人工的な光の中で。「その瞬間でのみ確認できる、進行形のプロセスはとても重要です。そこで間違えたと思えばもう一度パントーン(2000種類以上の色が選べる見本帳)に戻り再度選びなおします。」
こうして見つけ出されたカラーに沿い、すべてのファブリックはカスタムメイドで染められます。サンプルをテストしたあとさらにカトリーヌによって調整され、いよいよ刺繍の試作品が作られます。
カトリーヌは刺繍のテストもカラー選択と同様に行います。いくつもの(時には100以上の!)試作品をつくり、そこからイメージどおりのカラーの糸を選び出して刺繍を施していくのです。「このプロセスでは、刺繍見本をどこに行くときにでも持ち歩いています。ちょうどカラー見本をそうしているように。」

デザイン画
デザイン画

デザイン刺繍
デザイン画をもとに仕上げられた刺繍

まず、試作品が完成するまで4〜5ケ月、続いて、無事に承認された刺繍のパターンがすべての商品に違うサイズで施されます。このプロセスでさらに2ヶ月。オリジナルデザインの精神とバランスが損なわれないよう最も適切なサイズで配置された刺繍は手作業で施され、そののちにカトリーヌの承認を得るからです。次のプロセスは店頭での飾り付け。そのコレクションの雰囲気が伝わるように、カトリーヌのディレクションのもと細心の注意を払って行われます。その中で店頭の写真撮影が行われます。製品をより魅力的に見せるためのレイアウトや演出のためです。「ファッション編集者としての経歴がそうさせるからなんでしょうね。仕上げは、最終的な写真を見てからなんです。」実際にこの段階で手直しが入ることも。
こうしていよいよ、製品をお客様に披露できる瞬間が訪れます。コレクション制作を締めくくるのは、製品に直接触れたお客様の反応。カトリーヌは、次回の参考にするためいつも注意深く耳を傾けます。
カトリーヌは、手の届かないような極めてリッチなものをつくるのではなく、心が満たされた生活を提供するために必要なものをつくろうとしています。そのために重要なのは“直感と研究”。彼女自身のひらめきと、それを形にする方法を徹底的に追求すること、それが彼女のものづくりに対する哲学です。だからこそビジュアルのインパクトが強いデザインよりも、素材のよさを引き立てつつ、手作業の技術が光る美しい刺繍が映えるようにこだわります。調和のとれた美しい製品をベストのクオリティで提供するために常に力を注いでいるのです。

モノグラム(イニシャル)刺繍について 

モノグラムは、「カトリーヌドゥヌアル・メゾン」のデザインコレクションの定番です。モノグラムでは、お客様が生地の色と字体を選べて、自分だけのオリジナルリネンを作れるのです。これは、フランスで1950年代ごろまでは一般的だったTrousseau(トゥルーソー)といわれる習慣に着想を得たものです。
トゥルーソーとは刺繍をしたリネンのこと。女の子が生まれると母親が娘の嫁入りのためにリネン類を一式買いそろえ、娘が年頃になると一緒にそのリネンに娘のイニシャルの刺繍を幸せを祈りながら施しました。「嫁入りはトゥルーソーと一緒に来る」と言われるほど盛んに行われていました。母と娘、家族の絆が感じられるこうした美しい風習にインスピレーションを得てつくられたモノグラムは、大切な人への贈り物や、長く愛せるリネンとしてふさわしい逸品です。
カトリーヌドゥヌアル・メゾンのモノグラムでは、ベッドリネン、エプロン、ポーチなどに、モノグラムデザインとして、シンプルモダンなPolka、花飾りの文字がフェミニンなGemma、堂々とした Gatsby、3つのスタイルからお好きな字体をお選びいただけます。

モノグラム刺繍
モノグラム2文字を刺繍したベットリネン

モノグラムポーチ
モノグラムポーチ(字体Polka)

polka
Polka

gemma
Gemma

gatsby
Gatsby

カトリーヌドゥヌアル・メゾンのバスケット

ざっくりとした籐カゴにリネンのカバーがフェミニンなバスケットは、カトリーヌドゥヌアル・メゾンのロングセラー商品です。

このバスケットは、偶然の出会いから生まれました。ある日、ベトナムの漁村の田舎道を車で走っていたデザイナーのカトリーヌは、前方を走るバイクに載せられたかわいらしいカゴに目を奪われます。すぐにカゴをどこで手にいれたかをたずね、その足で制作した職人のもとを訪れます。

職人の名はリュエン、本職は漁師でした。とれたての魚を入れるためにつくったというカゴは木の皮をなめらかにして丁寧に編み込まれており、カトリーヌはその技に魅了されます。そしてすぐにカゴの制作を依頼しました。持ち手とふたをつけるという彼女流のアレンジも忘れずに。 こうしてできあがったカゴに、“豊穣”のシンボルであるほたて貝をモチーフにしたリネンのカバーをつけて、インテリアとしても楽しめるバスケットが誕生しました。

多くの国で高い評価を受ける『カトリーヌドゥヌアル・メゾン』

ヨーロッパ・フランスの感性とアジア・ベトナムの職人技が出会って生まれた『カトリーヌドゥヌアル・メゾン』のプレミアムリネンは、全世界で通用する品質とデザイン性を兼ね備えています。ホーチミンにある本店をはじめ、パリ、モスクワ、バンコク、カーメル(米国)で販売されています。またヨーロッパ、アメリカ、アジアの世界各国の最高級ホテル、スパ、レストランなどで採用されていることからもそのクオリティの高さが証明されています。

ホーチミン カトリーヌドゥヌアル本店
ホーチミン カトリーヌドゥヌアル本店
Catherine Denouel Maison Boutique
74b Hai Ba Trung, District1, Ho Chi Minh City, Vietnum
t+84 8 38 23 93 94

世界の高級ホテル、スパ、レストランで使用されるカトリーヌドゥヌアル・メゾンのリネン

TajmaSago
TajmaSago,HOCHIMINCH

Aman
Aman, VINH HY

Delano
Delano,MIAMI

Hotel Gabriel
Hotel Gabriel, PARIS

Mondrian
Mondrian, LOS ANGELS

Royalton
Royalton, NEW YORK

Fusion Alya
Fusion Alya, HOI AN

Fusion Alya
Fusion Alya, LA GI

Fusion Mala
Fusion Mala, DANANG

ANA MAndar
ANA MAndar, NHA TRANG

日本の顧客のみなさまへ

日本のみなさんはとても上品で洗練されています。世界中を旅し、良いものをたくさん知っています。そのような方たちに私の製品を受け入れていただき、家にいる時間をくつろいで過ごしてもらえるとうれしいです。
私自身が大切にしていることは、「caring(思いやり)」、自分自身を、そして人を思いやること。
ブランドを通し、それを日本のみなさまにもお伝えできたらと思っています。

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